2018年07月02日
脳卒中は6月~8月に多い?

脳梗塞をはじめとする脳卒中は
何となく冬に多い疾患のように感じられますが、
実は6月から8月にかけて発症が大変多いです。
夏と冬ではその発症率は大きく違います。
また脳梗塞と高血圧とは関係がないと思い、
自分は高血圧ではないから大丈夫・・・と思う人もいますが・・・
実は・・・
脳疾患で死亡する人の18%は脳出血で、
これは高血圧と関係があります。
残りの82%が脳梗塞とくも膜下出血での死亡になります。
病院ではこの三疾患をひっくるめて「脳卒中」としています。
そのため血圧降下剤を飲んでいれば脳梗塞にならないような感じですが、
脳梗塞の原因である「血栓」ができるのは血圧とは関係ありません。
血栓は日頃のストレスでもできます。
そのような時、身体は自律神経が働いて
血圧を上昇させ血栓を飛ばすという防御反応を起こします。、
しかし血圧降下剤を服用している人は、
物理的に血圧を下げているわけですから、
血栓を飛ばしたくても血圧は上がらないのです。
40歳代~60歳代で脳梗塞によって命を落とす方の中には
血圧降下剤を飲んでいる人もいます。
日常生活での対策は
血液をサラサラと流すことが大切になってきます。
夏場は汗で水分不足になりやすく、
血液がドロドロになりやすいです。
特に寝る前のコップ一杯の水をとり
夜寝ている間の水分不足を緩和しますよ。
また女性に脳梗塞が多いのも水が影響します。
体水分が少ないため、女性のほうがなりやすいです。
これからの季節はこまめに水分補給してくださいね。

セルフメディケーション ちいさな森
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Posted by ちいさな森 at 17:45│Comments(1)
│食べ物とからだの話
この記事へのコメント
デイサービスには脳梗塞の後遺症を持った方が多くいらっしゃいます。40代で発症された方もいらっしゃってまさかこんな事になるとは思ってもみなかった…とおっしゃっていました。
寝る前のいっぱいの水大事なことはなんですね。
寝る前のいっぱいの水大事なことはなんですね。
Posted by 吾亦紅(われもこう)
at 2018年07月07日 23:10
