冬の過ごし方は?

ちいさな森

2018年12月04日 14:47

今年は12月になってもまだまだ10月並みの気温だったり
そうかと思うと今週末はいきなり気温が下がるみたいですね。

そんな冬を笑顔で乗り切るための養生法があります。

それは「旬の野菜を食べる」が一つです。
この季節に不足しがちの生命エネルギーをため込む
蔵の役割をする「腎」によい食べ物や温める根菜類を
しっかり摂ると健康を保ちやすいです。
(漢方でいう腎は生命エネルギ-の貯蓄)

それ以外にも
王帝内径(古代中国の医学書、劉邦の建てた王朝・前漢代に編纂)に
記載された、人の生命にかかわる漢方的養生方法がありますよ。

では本来、冬はいつからかというと
11月7日頃(立冬)から翌2月3日頃(立春の前日)までの
約3ヵ月のことを言います。

思ったより長いなって思う人もいらしゃると思います。
これは二十四節気という太陽の動きで考えた季節の区分になります。

その間、
『(発汗を伴う)激しい運動を避け、
温かくして暮らすこと』

が大切です。

寒い中体温を維持するためにカロリーを燃焼するので、
冬も体力は奪われてしまいます。
発汗など身体成分を外へ出すことは行うと疲れやすくなります。

春を待つイメージを持ちつつ、
こたつでミカンを楽しむなどして休養を取ってください。

エアコン完備の現代生活は冬でも汗をかきやすく、
冬の季節でもスポ-ツをすると大量に汗がでます。
そうすると体のバランスを崩しやすくなります
その際は生脈宝を急ぎ服用してバランスを整えてください。
(生脈宝は体液と元気を補給する生薬製剤です。)

起床はゆっくり、就寝は早目にとされていますが、
これは冬の日の出が遅く、日没が早いことが理由になります。
『早寝早起き』が四季を通じての大切な養生法です。


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