暑くなり、呼吸がつらく、声がでにくい時には
強い日差しを受けて疲れ気味になりますね。
そして何もしなくても汗をかけば、
身体を動かさなくても疲れを感じるものです。
また、「呼吸が荒い、会話の声が小さくなる」などの不調も起こります。
暑さで苦しい時にはゼーゼー・ハーハーとなることもありますね。
呼吸やノドの異常は、肺の機能異常から起こります
(漢方的に捉えた肺のトラブル、西洋医学での肺病体系とは異なります)
疲労感が強い時、呼吸の乱れが軽ければ、
発汗から間を置かず生脈宝服用し、
夏を笑顔で乗り切るようにしてください。
「空咳・声枯れ・痰が絡む」の異常なら
肺を滋養する麦門冬湯(補肺陰)。
漢方での呼吸診断では、
「吐く息(呼気)の不調」は肺の機能異常と、
「吸う息(吸気)の不調」は腎の機能低下になります。
夏の身体消耗から、
喘息様症状(吸気の異常)が起こった時、
肺と腎双方助ける冬虫夏草を用いてください。
また気持ちが強く高ぶり
「動悸・焦り・思考の乱れ」が顕著な時も、発汗は起きます。
清熱開窮に働く牛黄などで対応してください。
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