暑くなり、呼吸がつらく、声がでにくい時には

ちいさな森

2019年07月30日 18:14


強い日差しを受けて疲れ気味になりますね。

そして何もしなくても汗をかけば、
身体を動かさなくても疲れを感じるものです。

また、「呼吸が荒い、会話の声が小さくなる」などの不調も起こります。
暑さで苦しい時にはゼーゼー・ハーハーとなることもありますね。

呼吸やノドの異常は、肺の機能異常から起こります
(漢方的に捉えた肺のトラブル、西洋医学での肺病体系とは異なります)

疲労感が強い時、呼吸の乱れが軽ければ、
発汗から間を置かず生脈宝服用し、
夏を笑顔で乗り切るようにしてください。

「空咳・声枯れ・痰が絡む」の異常なら
肺を滋養する麦門冬湯(補肺陰)。

漢方での呼吸診断では、
「吐く息(呼気)の不調」は肺の機能異常と、
「吸う息(吸気)の不調」は腎の機能低下になります。

夏の身体消耗から、
喘息様症状(吸気の異常)が起こった時、
肺と腎双方助ける冬虫夏草を用いてください。

また気持ちが強く高ぶり
「動悸・焦り・思考の乱れ」が顕著な時も、発汗は起きます。

清熱開窮に働く牛黄などで対応してください。


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